画質とかに細かいヤツに読ませたいBLOG
なんだか田中希美男氏のBLOG「Photo of the Day」が熱い。コメント欄を廃止してから、とみに熱くなった。もー言いたい放題だが、読んでて楽しい。
「K10Dの画質はいったいどーなんだっ、ソコをしっかり教えろよ」とかなんとかの問い合わせをぼくのところにしてくるヒトが何人かいる。ナニをツマらんことを問うてくるんだろうかねえ、まったくぅ —— そのテの質問が多かったもんだから、だからこのブログのコメント欄をやめちゃったんだけど。ま、それはさておき、ぼくが使っているK10Dはβ版の機種だから、画質についてまだあれこれコメントするレベルではないのだけれど、それを承知の上で、あなたごときが心配するようなことはなーんにもありませんよ、とここで返事しておきます。
いやそんなことよりも、最近のデジタル一眼のどの機種も、そもそもこと画質にかんしてはじゅうぶんに合格点にあると思うから、なぜソンなことに気をやんでおるのか、その質問や疑問を抱くことのほうにぼくは奇妙に感じるよなあ。K10Dについては画質についてはなにも心配することもないだろうし、じじつぼくは(正直を言えば)K10Dの画質がどんなふうな仕上がりになろうがそんなことに興味などはない。それよりも、一日も早くK10D製品版を使って“もっとイイ写真、もっと魅力的な写真”を写したいよ、ぼくはね。
100%同意したい。
おいらのまわりでもうまいカメラマンほど機材の細かいことを云々しない。いや、写真のあがりには細かいですよ。だが、ノイズがどうとか機材の細かいことは言わないという傾向が強い。←絶対言わないとかではなく、そんなことより「何を撮るか」「どう撮ったか」の話をするのです。
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コメント
はじめまして、トラックバックからやってきました。
あえて反論させてもらいますが、そんなことを言ったら新しいカメラなんて売れなくなっちゃうんじゃないでしょうか?自分もひっくるめてですが、下手だから値段が手ごろで画質の良いカメラを求めるんじゃないですか?「弘法筆を選ばず」って言うことです。
しかも、このタナカって言う人は、カメラメーカーの宣伝もやる立場の人間ですよね。別に一般の人は辛口にこういった意見を述べるのは自由だと思うんですが、向こう側の立場の人間が公然とブッチャケちゃってるわけで、なんか立場を曖昧にしておきたいという意図がみえみえ。口が悪いですが、腹が決められないって言うのか、ずるく見えます。まだ提灯記事を書いて、批判されている人間のほうが潔く見えてしまいます。
投稿: tamaron | 2006年11月 7日 (火) 15時03分
こんにちは。
まず、田中氏は雑誌の記事でもLumix L1なんかをこき下ろしていますよ。注意して雑誌の記事を読んでいくと、提灯記事を書かざるを得ない場面でも、せいいっぱい辛辣なひとことを残してあったりします。
この人の写真は特に好きというわけではありませんが、この人の写真家としての物言いは好きです。まぁ、その辺は好き嫌いの主観的な問題が絡んでくるので、話は平行線をたどりそうですが……。
それと、「自分もひっくるめてですが、下手だから値段が手ごろで画質の良いカメラを求めるんじゃないですか?『弘法筆を選ばず』って言うことです。」とのご意見。
恐縮ですが、違うと思います。
いい写真が撮りたければ、カメラ屋に通うよりも、写真展に足を運んだ方がいいと思いません? どんなカメラでもいい写真は撮れますが、いい写真を見ずにいい写真を撮ることはできないと思いません?
投稿: 波平 | 2006年11月 7日 (火) 19時44分
結局こういう話は好き嫌いで、平行線なので仕方ありませんね。
>いい写真が撮りたければ、カメラ屋に通うよりも、写真展に足を運んだ方がいいと思いません? どんなカメラでもいい写真は撮れますが、いい写真を見ずにいい写真を撮ることはできないと思いません?
でも、これは論点がずれている気がします。私は下手の横好きで書をやりますが、確かに書道展に行くのは良いことですが、書道展にばかり行っても評論は出来ますが、書は上手くなりません。上手い人はでどんな道具を使っても上手く書けますが、下手な人ほど良い紙、筆、墨を使った方が良いということで、それがきっかけで上達したりすることもあります。
投稿: tamaron | 2006年11月 8日 (水) 00時06分
いずれも極論だから平行線をたどるのでしょう。
おそらく、田中さんが言いたいことの裏には、日本の写真マーケットが欧米に比べて立ち後れているということがあるのではないでしょうか(全くの推論ですが)。
日本人は欧米人に比べて新しい機材や新機能にこだわり、新しいカメラを所有していると言われています。反対に、欧米のほうがずっと写真そのものが高く評価され、いい作家のファインプリントがしっかりした価格で売れてゆきます。日本の写真文化が遅れている、というのは、最近よく言われることですよね。
たぶん、写真に関わる多くの人の気持ちとして、カメラ屋に10回行ったら写真展にも10回行ってほしい、といったような気分があるのではないでしょうか?
もしくは、レンズの本数より持ってる写真集の数が少ないなんてことのないようにしてほしいとか…。
↑そうじゃない人はカメラ好きであって、写真好きではないような気がするんですよね。で、日本にはカメラ好きの方が多いんじゃないかと思われます。
全くの推論ですが、田中さんの今回の物言いの裏には、そういう感覚があるのではないでしょうか?
投稿: 波平 | 2006年11月 8日 (水) 09時18分
たまたま、記事を読ませていただきました。
元記事の田中さんの内容には、100%指示しますが、
プロだから、コンデジだろうが、中判カメラだろうが、
いい写真を撮らなければ、いけないと思うし、それを実現できる
力量があるから言える意見だと思います。それが、ある程度、できるようになると、
いちいち、カメラのノイズがどうのと、気にはしないものです。
それ以上に、やることがあるからね。
ただ、写真文化は、プロ用の機材でも、アマチュアは使えるし、
機材それ自体を楽しむのもアリだと思う。映像は、そうもいかないけどね。
要は、どっち側から見た意見なのか、が論点で、写真論の本質(うまい写真)とは違う。
田中氏は、おすぎのような立場で、宣教師じゃないよね。まぁ、おすぎは映画撮ってないけど。
映像でも、スチールでも、もともとこんな絵を撮ってみたいという、
始めるきっかけのマスターピースは、誰しもあると思う。
その後、初心者用の道具を揃えて、やっと初めて気づくこともあり、
そこで諦めなければ、機材も質の高いものに買い替えるはず。
そして、さらに上の段階になった時、作品としての道筋が見えるのだと思う。
いい書を見るだけで、巧く書けないと思うのは、まだその段階に来ていないということ。
そこで、留まるか、機材オタクになるかは、人それぞれの楽しみ方ということで...。
投稿: ジョニー | 2006年11月 8日 (水) 09時36分
事は単純な話で、等倍で目を凝らして見なきゃ気にならないような色ノイズをウンヌンするなら、そのウンヌンするに
足る写真くらいは撮りなさいよ・・・という話だと思いますけどね、田中氏のブログ。
今回の場合は、その色ノイズを言う前に、ウンヌンするだけのベストを尽くしてますか?という投げかけだと思いますが。
カメラは写真を撮る道具なのに、その道具のスペックの重箱の隅ツツク人が多いなあ・・・。見た目のデザインで買って、
機械の足りない部分を補うのも遊びのウチくらいの気持ちでやっておけば楽しいと思うのですが。
投稿: hyakunen | 2006年11月 8日 (水) 10時31分
>いい書を見るだけで、巧く書けないと思うのは、まだその段階に来ていないということ。
実際そうなのでぐうの音も出ませんが、上級レベルの人でも、展覧会を見に行っただけじゃ上手くなりません。見た時間の何倍も実際に書を書かなければ、上手くはなりません。
写真も同じことだと思いますが。
投稿: tamaron | 2006年11月 8日 (水) 13時18分
>展覧会を見に行っただけじゃ上手くなりません。
↑うまくなりますよ。人の作品を観ることは創る上ですごい大事なことだと思うんだけどなぁ・・・。もしあなたが「行っただけ」の「だけ」を強調したいのなら、それはただの屁理屈ですよね。
>見た時間の何倍も実際に書を書かなければ、上手くはなりません。
↑そんなん当たり前!
まぁ、変な例えだけど、アルマーニのジャケット着てる奴よりもユニクロのジャケット着てる奴がモテることもある訳ですよ。ようはハートですよハート。作品も気持ちや考えが大事でしょ。そういうの信じてないで作品つくってもやっぱ駄目なんですよ。きっとね・・・。
投稿: shore | 2006年11月 8日 (水) 18時15分
shoreさん鋭すぎ!
もう、それ以上言うことないです。
投稿: 波平 | 2006年11月 8日 (水) 19時34分
思うにこんな感じでは?
A:「この写真、何かヘボイな」
B:「うーん、俺のウデも有るけど、カメラがショボくてさ、高感度ノイズが酷いからスローにしたらブレブレで、手振れ補正もなくて、三脚無くて。何とか固定できる場所見つけたら構図が悪くて。カメラが高性能だったらねー、凄かったんだけどねー。」
A:「この写真、凄く良いね」
C:「うん。もちろんカメラもレンズも良いけど、何と言ってもこの光、この構図。このためだけにずいぶん時間を費やしたよ。まあ素人が同じ機材揃えても、そう真似できないよ。」
で、BとCの立場の人が意見を戦わせているという…
投稿: u-n | 2006年11月 9日 (木) 13時43分
初めから水掛け論なんでしょうがないですが、絵や書をやってる人はわかると思いますが、鑑賞眼は実力より先を行くもんなんです。だから鑑賞だけしてそれに追いつくには年季も必要になってきます。だから、展覧会ばかりいっても、評論は出来ますが、実際に書いてみろといわれると、それに見合う実力が付いていないことが多いです。
>まぁ、変な例えだけど、アルマーニのジャケット着てる奴よりもユニクロのジャケット着てる奴がモテることもある訳ですよ。ようはハートですよハート。作品も気持ちや考えが大事でしょ。そういうの信じてないで作品つくってもやっぱ駄目なんですよ。きっとね・・・。
頭が悪いのか、ちょっと意味解りません。
>↑そんなん当たり前!
当たり前じゃないですよ。展覧会見に行く人=実際に絵や書を書く人じゃ無いですよね。単純に鑑賞として見に行く人が大半じゃないですか?写真は違いますけどね。
投稿: tamaron | 2006年11月10日 (金) 00時10分
申し訳ありません。途中で送ってしまいました。
だから、何十回も展覧会に行っていたら、その何倍も練習しなければならないわけで、普通に仕事して生活している人間は、趣味にそれだけの時間を割くことは普通は出来ないんじゃないかと思うわけです。
なんだか、本論と随分ずれてしまい申し訳ありませんでした。
田中さんの事からこんな話になってしまいましたが、基本的には田中さんの言っている事は正しいことだと私も思っています。重箱の隅をつついていたら、K10Dのような素晴らしい製品は出来ないわけですから。素直に良い製品を楽しめばよいわけですよね。
投稿: tamaron | 2006年11月10日 (金) 00時41分
えー、みなさん写真が好きなわけですから、とにかくたくさん見て、たくさん撮るのが一番ということで、よろしいでしょうか? しかも楽しく。
そして、どうしても自分のイメージした写真が撮れない事態に遭遇したら、その時にその機材を批判せよと。
余談ですが、何ヶ月か前に(遅ればせながら)Flickr!のアカウントを作った時、外人のアマチュアの方々(普通の主婦とか、写真と関係ない学生とか)が、あまりにいい写真を撮るのに打ち砕かれました。外人はすごいと…。
日本がカメラ先進国なだけじゃなく、写真先進国になってほしいっす。
投稿: 波平 | 2006年11月10日 (金) 00時53分
カメレスですが。
私も田中氏のこの部ログは気になっていました。K10Dをテーマにしたブログなので”性能について細かく言うな”と書いてしまったらテーマ自体がぶちこわしなのでは。
確かに今のデジカメの性能を考えると、写真の出来がカメラで制限される事はほとんどないでしょう。しかしそれを言い始めると、K10Dでハイライトに1ビット多く割り振られたところで、一般の人の感性に与えるものは誤差の範囲です。
言い換えると、田中氏のこの意見に心から同意する人は、K10Dをテーマした彼のブログ自体にもあまり興味が沸かないでしょう。
投稿: pentakun | 2006年11月24日 (金) 02時11分
こんばんは。
pentakunさんの結論部分は、かなり鋭いですね。確かに、なんだかんだといいながら、田中氏のBLOGは下のURLに比べると……あんまり興味がわきません。
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php
↑藤原新也氏
だから、田中氏に共感できるのは「画質に細かいことを言うのはどうか」という部分だけで、その他は実はあんまり共感してなかったりします…。
だいたい、田中氏はその後のエントリーで「レンズの保護フィルターは画質に多少なりとも悪影響があるから使わない」というような発言をされていますが、「そんな細かいことを考えるくらいなら、もっといい写真を撮ろうとか考えようよ」と、心の中で突っ込みを入れていました。レンズの保護フィルターなんて、K10Dの画質を云々するより、はるかに些末なことですし。
そんなおいらの矛盾を、鋭く指摘された感じがしました。
投稿: 波平 | 2006年11月24日 (金) 02時28分